垂直離着陸機の未来を切り拓くベルヘリコプター

201737日|テキサス州ダラス】 米国テキストロン社(NYSE:TXT)傘下のベルヘリコプターは、垂直離着陸機の未来を提示するコンセプト機「FCX-001」を発表しました。同機はベルヘリコプターが開発する初めてのコンセプト機であり、将来のヘリコプターがより安全かつスマートで効率的な回転翼飛行を実現するための指針をモックアップで表現したものです。

HAIヘリエキスポの開会式にあたり、ベルヘリコプター社長兼最高経営責任者のミッチ・スナイダーは次のようにコメントしました。

「過去80年にわたって、ベルヘリコプターは人類の可能性を模索しながらさまざまな夢を実現してきました。当社では6ヶ月前より専門チームを立ち上げ、さまざまな先端技術を将来の機体に採用する方法について研究を進めています。チームとして最初の目標のひとつが、さまざまな先端技術やイノベーションを統合し、ベルヘリコプターが市場に導入できるような将来の機体をビジュアルな指針(視覚に訴える形)として提示することでした」

ベルヘリコプターでは新進気鋭のエンジニアたちが中核となる研究グループを結成し、グラフィックデザイナー達とのハイレベルな共同作業によってさまざまな課題への解決策を考案しています。このプロセスから、まったく新しい将来のヘリコプター像を体現するコンセプト機「FCX-001」が誕生しました。

このコンセプト機は、進化し続ける顧客の要望に応え、パイロットと乗客の飛行感覚に革命的な進化をもたらします。設計に含まれる主要なテクノロジーは下記の通りです。

  • 新方式の反トルク尾部回転翼システムが、ヘリコプターの安全性、騒音、性能を大幅に向上させます。
  • 配線や反トルクシステム駆動モーターなどの主推進系システムに、最先端の熱エンジンコアを組み合わせたハイブリッド推進システムを採用しています。このシステムによって制御性能が向上し、機体運用とメンテナンスを簡素化できます。
  • 環境にやさしい先進素材で製造された機体は、高い構造性能によって顧客のニーズにあったカスタマイズを可能にします。状況認識、視界、居住性をさらに向上させるため、最適な素材と形状の組み合わせを追求しました。ヘリコプターの機体は、外部エネルギーの採取、備蓄、振動幅減衰、供給をおこなう最前線としても機能し、まだ航空機に有効利用されていないシステムエネルギーにも対応します。
  • 前例のない離着陸用の降着装置には、最先端の素材と機能動作を採用することでスムーズな離着陸を実現します。
  • モーフィングと呼ばれる技術を採用した可変型の回転翼が、飛行体勢に応じてヘリコプターの性能を最適化します。
  • 単座の操縦席が設置された操縦室では、AR(拡張現実)テクノロジーとAI(人工知能)テクノロジーがまったく新しい操縦体験をパイロットに提供します。
  • 高度なモジュール構造で設計された客室には、操縦室と同様のARテクノロジーが装備されています。乗客は飛行中に世界のニュースを閲覧したり、ビデオ会議に参加したり、他の乗客と文書を共有したり、リラックスした環境で、映画や音楽を楽しむこともできます。

ミッチ・スナイダーは、さらに次のようなコメントも付け加えています。

「航空機業界の未来を切り拓くのはベルヘリコプター創設以来の伝統であり、今回も我が社の熱意を世界に示す喜びを感じています。革新的なソリューションと技術を取り入れたFCX-001は、正に未来に向けたベルヘリコプターの展望を示すモデルと言えます。今後も機会があるたび、さらに詳しい内容を皆様にお知らせしますのでご期待ください」

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